高血圧と納豆の関係
みなさんこんにちは🌞
納豆は食べれるが、豆腐を食べすぎると喉がイガイガしたり耳が痒くなるトレーナー 渡部です。🫘
高血圧は、遺伝だけでなく
日々の食事内容が深く関係していることが分かっています。
その中で近年、
大豆製品をよく食べる人は血圧が安定しやすい
という研究結果がいくつも報告されています。
大豆製品を食べると血圧はどうなるのか
実際の研究では、
• 大豆由来のたんぱく質を毎日摂取した人は
血圧がわずかに下がる傾向が見られた
• この結果は、複数の研究をまとめた分析でも確認されている
という事実があります。
下がる幅は大きくはありませんが、
食事だけで血圧に変化が見られたという点は注目されています。
なぜ「大豆」より「納豆」がよく取り上げられるのか
大豆製品の中でも、
特に研究が多いのが「発酵大豆製品」です。
日本人を対象にした調査では、
• 納豆や味噌などの発酵大豆製品をよく食べる人ほど
• 将来、高血圧になる割合が低かった
という結果が報告されています。
一方で、
豆腐などの発酵していない大豆製品では、同じ傾向は見られませんでした。
この違いから、
「発酵」という過程が血圧と関係している可能性が考えられています。
納豆に含まれる成分と血圧の関係
納豆には、発酵によって生まれる
ナットウキナーゼという成分が含まれています。
この成分について行われた小規模な研究では、
• 一定期間摂取した人で
血圧が下がったケースが報告されている
という結果があります。
ただし、
• 研究の規模はまだ小さい
• 納豆そのものではなく、成分を取り出して調べた研究も多い
という点から、
効果が確定しているとは言えない段階です。
現時点で分かっている「事実」
今の研究結果を整理すると、以下のことが言えます。
• 大豆製品を食べる人は、血圧が低めになる傾向がある
• 特に納豆などの発酵大豆製品で、その傾向がはっきりしている
• ただし、「食べれば必ず血圧が下がる」と断言できるほどの証拠はない
つまり、
薬の代わりになる食品ではないが、血圧に関係する可能性は示されている
という位置づけです。
まとめ
納豆をはじめとする大豆製品は、
• 日本人を対象とした研究が多く
• 血圧との関係が繰り返し調べられている食品です。
現時点では、
高血圧の予防や管理において「意味がある可能性が示されている食品」
と考えるのが、もっとも正確な理解と言えるでしょう。
